タイのBOIからのワクチン接種優待と、対応病院の紹介

バンコクの生活

現在タイの病院では各国のコロナワクチンが予約・接種が出来るようになり、選択の幅が大きく増えました。

選択肢の1つとして、会社が加入していればBOI(タイ投資委員会)から優待を受けてワクチン接種が可能です。私はそれを利用して摂取を受けたので、今回はその紹介をします。

BOIからアストラゼネカのワクチンを、優待接種可能日として連絡を受けたのは7月26日です。


接種に必要なもの

  • BOIからのメール
  • ワクチン接種申請用紙
  • パスポート

BOIからのメール

1つ目はBOIから会社への招待が入り、案内されたURLより登録した予約確認メールです。これはもちろんBOI参加企業じゃないと登録はできません。登録の際にパスポート番号や名前等と、病院の指定が可能でした。しかし病院の指定先は2か所しかなく、私はPaolo Memorial Hospital Chokchai 4にしました。

ワクチン接種申請用紙

ワクチン接種用紙
ワクチン接種申請用紙、返信メールにURLが記載されています。

2つ目はワクチン接種申請用紙です。こちらは登録した際の返信メールにURLが記載されており、自分で印刷・記載を終えた状態で病院へ持っていく必要があります。記載の内容はよくある個人情報類の記入と、体調についての質問とサインが必要です。

パスポート

3つ目がお決まりではありますがパスポートです。これは特にメールに添付の必要はなく、登録の際にパスポート番号を入力し、当日持っていくだけで大丈夫です。

ワクチン接種登録会場

ワクチン登録会場
病院の入り口から奥に入っていったワクチン接種前の登録場所

Paolo Memorial Hospital chokchai4へ着き、受付でワクチン接種の場所を聞いてみました。最初にタイ語が出来るかどうかを聞かれ、出来ない旨を答えると外国人用の会場を案内されました。タイ人か外国人というよりは、タイ語が出来るかどうかで分かれるのかもしれません。

外国人用のワクチン接種会場は建物の番号が4番で、入り口から奥まったところにありました。途中から案内板のようなものが臨時で設置されていましたが分かりづらく、病院関係者の方に聞きながらじゃないとたどり着くのは難しかったです。

実際についてみると、病院の建物内というよりは駐車場のような小屋を臨時で設置している登録場所でした。当然空調設備はなく、飲料水は用意されていましたが常温でした。事前に冷たい飲み物を購入しておいたほうが良いかと思います。

画像の中で受付手順の番号が振られている案内通り、1番で最初にパスポートを出し番号札を取得。以降は2番でパスポートと1番で渡された書類の提出、3番でワクチン接種申請用紙の提出と、順番に暗号を呼ばれ右にずれていく流れで、所要時間は40分程度でした。

ワクチン接種の流れ
ワクチン接種の大まかな流れ

ワクチン接種会場

ワクチン接種会場
ワクチン接種会場

ワクチン接種登録が完了した後、案内通りに移動した空調の聞いた建物内が接種会場でした。登録場所とは違い接種はスムーズで所要時間は5分程度です。所持している書類を渡し、名前と生年月日の確認を行った後すぐに接種で、痛みもなく即座に完了でした。

ワクチン接種後の休憩と次回予約

ワクチン接種後の待機と次回予約
次回の予約待ちとワクチン接種後の休憩

ワクチン接種後はすぐ隣接している部屋で、等間隔に置かれた椅子に座って接種後の反応がないか30分の休憩が必要でした。休憩をした後に次回接種の予約がすぐに渡されましたが、12週間後の同じ時間で固定のようでした。

ワクチン接種の次回予約表
次回のワクチン接種予約表。

次回のワクチン接種予約は休憩後に渡され、受け取った後はそのまま帰宅が可能です。


今回はBOIからのワクチン接種優待でしたが一定の条件が必要でした。ワクチン接種が難しい時期に受けれたのはとても良かったです。しかし、指定の病院が2か所とも少し中心地とは離れているのは難点です。BTSやMRTからは距離があり、自家用車やタクシーなどが必要になります。

接種会場では体感ですが日本人3割・中東系3割・白人2割にその他が2割という印象で、特別日本人が多いわけではありませんでした。病院の方や会場案内などはもちろん日本語対応はなく、英語またはタイ語が必要になりますが簡単な英語での対応だけで問題ありませんでした。

余談ですが、ワクチン接種後の当て布は虎柄の絆創膏でした。タイのこのルーズさはなんとも笑えて居心地が良い気分のまま帰宅となりました。

ワクチン接種箇所
ワクチン接種箇所
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