この記事は、バンコクで2回目となるレインボープライド Bangkok Rainbow PRIDE 2023について紹介しています。前回とは違い今回はBTSナショナルスタジアム駅近辺~セントラルワールドまでのバンコクの主要道路で開催されました。
バンコクのレインボープライド
2023年は6月4日(日)にレインボープライドが実施されました。6月はPRIDE月間として1ヵ月間は各地で虹色を使用した飾りやロゴなどで賑わっています。
バンコクでは2028のワールドプライドをバンコクで開催することを目標としており、2023のバンコクレインボープライドでは主要な通りを利用し、チャチャート都知事や前進党のピタ党首など政治家も積極的に参加しているのが印象的でした。
パレードの様子
今回はスカイウォークから眺めるだけの予定でしたが、流れから実際のパレードへ参加してきちゃいました。とはいえ、後方のグループだった為に盛り上がりを見せている前方のグループを見る事は出来ず残念でしたが、来年の楽しみになりました。
パレード全体を見て楽しみたい方はスカイウォークや、サイアムパラゴンで待機をして楽しむ方も多くいました。参加する一体感を楽しみたい方もいれば、当事者ではなくともパレードを応援する方もいたりと、誰かに強制される事なくそれぞれのスタイルで楽しんでいる方が多く見えたのが特徴的でした。
パレードの支援体制
サイアムセンターではUNDPという国連開発や、バンコク都庁からの支援もあり、虹色の装飾の他にもジェンダーに配慮したトイレ、レインボーアーティストのアート展なども実施して大々的にLGBTの支援を行う体制を前面に押し出しているのが印象的でした。
パレードにはバンコク都知事のチャチャート氏や、前進党の党首であるピタ氏、貢献党のペートンタン氏など市民からも信頼の厚い政治家たちも見学だけではなくパレードに参加していました。残念ながら私はパレードの後方に参加していた為、会う事が出来ませんでしたが。
パレードの到着地
パレードの到着地はセントラルワールドになっており、合わせてドラァグのショーやアーティストによるイベント等が催されていました。パレード自体は明確な終了ポイントがあるわけではなく、徐々に人が流れていく構造になっており人の渋滞も発生していませんでした。
今回は猛暑の中パレードに参加している事もあり、水分も補給していなかった為にイベントは少しみて退散してしまいました。参加する側は一体感もあって楽しかったのですが、車の往来する中でのパレードで進まない時間も多く、事前に水を用意して参加するべきでした。
次回は見る側となり、パレードから各種イベントへと参加して楽しめたらと考えています。バンコクでも国を挙げてアピールしている事もあり、年々規模が増している実感があります。是非当事者はもちろん、当事者以外の方も参加してみてはいかがでしょうか。