この記事では、観光に便利なアソーク駅周辺に滞在予定のゲイへ向けて、一般タイマッサージ屋情報を記載しています。
11月よりタイは日本を含む46ヶ国からの観光客へ向けて入国受け入れを開始しました。
パンデミック前と同様とまではいきませんが、隔離が1日のみでタイへ観光出来るようになったのは大きな前進ではないでしょうか。
しかし2021年11月現在は、SHAの認定を受けている特定の店舗のみ酒類の提供が可能です。
そのため、シーロム近隣のゲイバー等は閉店されたままで、活気が戻っているとはいえない現状です。
パンデミック以前はバーやクラブが集中しているシーロムエリアでの滞在がゲイには人気でした。
現在は観光をメインとして、各方面のサウナへも出やすいアソーク駅周辺での滞在がオススメです。
アソーク駅とは、BTS(高架鉄道)の駅の1つです。MRT(地下鉄)スクンビット駅と隣接しており交通の便が良く、バンコクのへそと呼ばれている中心地です。
観光から買い物、そしてゲイにとっては各地に点在するサウナの選択肢も広がり、ゲイスポットの集中しているシーロムへもMRTで10分~15分程度で到着できます。
そこで今回は、アソーク滞在中の観光後の疲労回復。またはゆっくりしたい日は昼のアクティビティとしてアソーク駅周辺のマッサージ屋を紹介します。
本日紹介するのは有名な一般店舗のみです。パンデミック中に閉店してしまったお店、有名なお店から居なくなってしまったマッサージ師も含めて紹介していきます。
メイマッサージ2号店
100THBとして有名なメイマッサージ2号店です。名前の通り1号店もあるのですが、ロックダウン後は一時かどうかは不明ですが閉店してしまいました。
また、100THBとしては近くにTony Thai Massageもあるのですが、ロックダウン後はマッサージの上手な”大きい”男性施術師がいなくなってしまいました。ロックダウン前はそちらの店舗がオススメだったのですが、そんな背景から今回はメイマッサージを紹介します。
中へ入るとかなり多くの施術師がいるので、希望のマッサージコースを伝えれば案内をしてもらえます。メニューとしては多くありますが、一般的にはタイマッサージ100THB/1時間、オイルマッサージ200THB/1時間でしょうか。もちろん2時間にすることが出来ます。基本的に英語は通じませんが、Thai massage 1 hour. man/lady please. 程度の内容は伝わります。
メイマッサージの特徴としては、年齢層の若い男性施術師が多いんです。ですがマッサージ技術はそれなり。若い施術師よりは少し年齢のいった方のほうが上手です。私の体感では5回に1回くらいの頻度でマッサージの上手な施術師にあたります。値段にはそれなりの理由があるわけですね。ただし、値段は相場と比べても格別に安いです。
アソーク周辺でのマッサージ価格相場は、タイマッサージ300-350THB/1時間。オイルマッサージ400-500THB/1時間が相場となっているようです。
タイ語が出来て、顔見知りになれば指名も出来るのかもしれませんが、基本的にローカル向け一般マッサージ屋では指名は出来ないです。
私は今回タイマッサージ1時間オイルマッサージ1時間の計2時間でお願いし、man?lady?と聞かれるのでmanでお願いしました。オイルマッサージの場合は画像のような個室の階へ案内されます。タイマッサージのみの場合はカーテンのみで仕切られた大部屋へ案内されます。
一般的なマッサージ屋では、タイマッサージはマッサージ用の衣服が用意されるので着替えます。オイルマッサージは衣服を全て取るので、気になる方は男性か女性かを指定してください。
またオイルマッサージの場合、終了後にシャワーを浴びれます。汗だくの場合はマッサージ前に浴びることも可能ですが、自分からお願いする必要があります。
まず初めにタイマッサージから開始されるので、マッサージ用の服に着替えます。着替えた後は仰向けの状態で施術師を待ちましょう。私は危険と感じた事はありませんが、財布やスマホなど貴重品類は枕元に置いておくと良いでしょう。
メイマッサージで男性が付いた場合、前途の通り若い施術師が多いです。マッサージ技術や手順についてはそれぞれやり方が異なるので、自分が気に入るマッサージを受けれるかどうかは運次第です。力の強弱についてはお願い出来ます。
ただし、そこはタイ。マッサージも数十分過ぎた頃から「あ、手抜いてるな。」と分かりやすい程に適当になってくる施術師もいます。そこは流れにまかせ、そんなタイの気楽な空気を味わいましょう。体感としては女性のほうが最後まで手を抜かず、懸命にマッサージしてくれる人が多い気がしています。
タイマッサージが終了すると、一時施術師が退室します。その間に衣服を全て取り、うつぶせの状態で臀部にタオルをかけて施術師を待ちましょう。戻り次第オイルマッサージを開始してくれます。
オイルマッサージの場合、オイルを使って丁寧にほぐしてくれる施術師もいれば、オイルを塗る事をメインとした施術師もいるようです。特に背中を重点的に行ってくれるので、足を中心としたタイマッサージとはまた違う施術が受けられます。
安いマッサージ屋では使用しているオイルに不安があるかと思いきやそんなこともなく、痒くなったりベタベタするといったような低品質なオイルではないようです。
マッサージが終われば施術師は退室し、服を着替えてエントランスへ戻ります。マッサージ終了後には決まって甘いお茶が出されます。それをいただき、一息ついたらお会計。お見送りに施術師がエントランスのドアを開けてくれるので、そこでチップを渡せば終了です。
チップは現在の相場と、マッサージ代が安すぎる事もあり100バーツは最低渡して良いと思います。もちろん良いマッサージを受けたのであれば、それ以上渡してあげると良いです。マッサージ業界も大変な時期を乗り越えた後ですしね。
ヘルスランド アソーク店
もう1店舗はヘルスランドです。主に観光客や富裕層をターゲットとした高級感と、マッサージについてきめ細やかな教育を受けた施術師のみがいます。観光の限られた時間でタイマッサージを堪能するのであればココが間違いないです。
料金はタイ古式マッサージ2時間で700バーツです。格安マッサージ屋と比較してしまうと高く感じますが、日本のマッサージと比較すると遥かに安く高級マッサージを受けられるのがウリといえるでしょう。
しかし、私がヘルスランドへ訪れた際は施術師は女性しか見当たりませんでした。ですが女性でも力が弱いと感じる事もなく、全身をほぐしてくれる気持ちの良いマッサージを受けることができます。ゲイにとっても緊張することなく安心してタイマッサージに集中出来る施設になりますね。
2021年11月現在では観光客も少なく、予約なしでもマッサージを受ける事は大丈夫そうです。しかし観光客で賑わっている時は予約必須といえる人気店でしたので、予約をしておくほうが安心で確実です。
店舗名 | ヘルスランド アソーク店 |
住所 | 55/5 Sukhumvit 21 Soi 3, Khlong Toei Nuea, Watthana, Bangkok 10110 |
電話番号 | (+86) 02 261 1110 |
施術師が迎えに来ると、靴を履き替えるスペースへ案内されます。サンダルに履き替えて、エレベーターを使い施術部屋の個室へ向かいます。
ローカル向けマッサージとの違いは、やはり施設の清潔さでしょうか。そして部屋はもちろん完全に仕切られたホテルのようか個室です。個室へ案内されるとマッサージ用のタイ服が容易され、着替えたら施術開始です。
ローカル向けマッサージと違うのは施術師の実力でしょうか。ローカル向けマッサージでは各部位を1つ1つ部位ごとにマッサージしてくれます。対して、ヘルスランドの施術師は1つ1つ丁寧に調整しながら身体全体を整えていくような、とても心地よいマッサージを受けることが出来ました。
寝てしまっては勿体ないと理解しつつも、あまりの心地よさに寝てしまいました。それもいびきをかいて。何事もなかったかのように目覚めると、身体がまっすぐに整ったかのように軽く感じました。
タイ古式マッサージでこの技術であれば、是非オイルマッサージを受けてみたいと思いましたが、価格的にはうんと上がってしまいます。次回の楽しみとして、予算が許す時に再訪したいと思います。
マッサージ終了後は靴を履き替えた場所へ戻り、自分の靴を履いたらチップを施術師に渡して終了となります。チップについてはローカル向けと同様で最低100THBからで問題ありません。
私はてっきり出口でのお見送り時にチップを渡すのかと思っていたら、出口へ向かった時点でチップを忘れないでと催促がありました。このお店では施術後から靴を履き替える間までに先にチップを渡しておく流れのようです。
マッサージ店の選び方
今回の紹介では、格安マッサージと高級マッサージと差のある紹介となりました。時間の空いてる時に利用するには格安マッサージ。しっかりとほぐして疲れを取りたい時には予約をして高級マッサージ。と使い分けるのがよさそうです。
ゲイとしては男性施術師の多く滞在するメイマッサージのほうが期待値はありますが、5回に1回程度の上手な施術師に当たる事を考えると、結果良いマッサージを受けるまでの価格としては同じ価格帯になってきてしまうのかなと思います。
シーロムのほうにもいくつかマッサージ屋はありますが、価格と施術師の腕を考えると今回紹介したマッサージ店のほうがコストパフォーマンスは良いかと思われます。シーロム周辺では+αがある事も事実だとは思いますが。
観光の拠点としておススメのアソーク、もし滞在する場合はどちらのマッサージも比較して試してみるのもタイの側面が知れて面白いかもしれません。