タイ・バンコク内のHIV(PrEP, PEP)対応で格安な病院

ゲイライフ

今回はタイに限りませんが、日常生活において大事なSTD対策、中でもHIV(PrEP, PEP含む)への対応病院について案内したいと思います。とはいえ、私は医者ではありませんので、病気や薬の内容についてまでは記載しません。

HIV含むSTDはわりと身近な病気ですが、外国人向けの病院は割高です。今回の趣旨はローカルも通うような比較的安く済む病院を紹介したいと思います。

※診察を受けている方のご迷惑にならないよう、病院内では撮影を行なっておらず画像はありません。


タイ赤十字クリニック所在地

名称Anonymous Clinic
受付時間月〜金 07:30-15:00 土 08:30-12:00
電話番号02 251 6711
病院概要

血液検査やSTD予防、治療も行える通称anonymous clinicです。有名なチュラロンコン大学とルンピニ公園に挟まれ、タイの中心地からも近い位置になります。ここは寄付などで成り立っているようで、私立病院と比べるととても安いです。

こちらの病院は日本語はもちろん通じず、英語も通じない場合があります。私はタイ人の友人と一緒にPrEPを購入しにいったので平気でしたが、なんらかのタイ語手段がない場合は翻訳などを使って対応する必要が生じるかもしれません。

処方箋があれば薬のみ購入もできるようですが、ここで検査や診察を受けて購入する事も出来ます。言語が不安な場合は診察は別の病院で受けて処方箋をもらい、薬だけ購入するのも良いかと思います。

最寄りはRatchadamri駅

Anonymous Clinicの最寄駅はBTSのRatchadamri駅です。MRTのSilom駅やバスでも行けますが、バンコクに慣れていない方でも分かりやすいように、今回はRatchadamri駅からの道を紹介します。

Ratchadamri駅から病院へ向かう1番出口
Ratchadamri駅の1番出口

まずは駅についたら1番出口へ向かいます。ホテルやビルの反対側、スタジアムになっている西側の出口です。

1番出口を降りてからの道順
1番出口の階段

階段を降りてまっすぐ行ってしまうと反対側の北に向かってしまうので、降りたらすぐUターンして南へ向かいます。

病院へ向かう道中
病院までの道中

駅から病院までは特に景色が変わらず、途中にバス停があるぐらいで他には特徴のない道をまっすぐ5分〜10分くらい歩きます。暑い時期の昼間から行く場合は水分を忘れずに持っていってください。

歩道からみた病院入り口
道から病院の入口

道をしばらくいくとルンピニ公園がみえてきて、その右側に赤十字がついた建物が見えてきます。画像のようなゲートになっているところを入ってください。

敷地内の目的病院
敷地内の目的病院

敷地内に入ると複数建物があり迷いますが、白地に赤十字看板のついた建物が目的の病院です。

診察の流れ

コロナ禍では入り口前の外に簡易的な受付があり、そこで熱を測って記載した紙を渡されます。場合によってはここで用件を聞かれる事もあります。

建物へ入ると右側に受付の機械があり、自分の受診する項目のボタンを押し、番号の記載された紙が発行されたらそれを受け取ります。

後は座席に座り、受付番号が表示されたモニタを確認しながら、自分の番号を呼ばれるのを待ちます。タイ人だとタイ語で番号を呼ばれますが、外国人には英語で呼んでくれます。

最初に受付を行い、用件を伝えて持っていれば書類(紹介状、処方箋、STD検査結果など)・パスポートなどを提出します。初回の場合は急を要する場合を除き、医師の予約・採血日の予約などで予約紙を渡されて終わる場合もあります。

受付以降は会計・採血・診察・薬の購入など順番に窓口の番号を伝えられるので、番号を聞き漏らさずに進みます。対象窓口の前で待っていると自分の番号が呼ばれるシステムです。

肝心の薬の価格についてはこちらをご確認ください。

บริการยา - ศูนย์วิจัยโรคเอดส์และโรคติดเชื้อ สภากาชาดไทย (คลีนิคนิรนาม)
บริการจำหน่ายยาต้านไวรัสเอชไอวีตามใบสั่งแพทย์สอบถามเพิ่มเติมโทร 02-253-7575 เปิดให้บริการจำหน่ายยา ในเวลาราชการ วันจันทร์-วันศุกร์ เวลา 08.30–16.00 น. นอกเวลารา...

他と比較しても安く済む料金になっていると思います。安いとは言ってもまとめ買いをするとそれなりの価格になりますので、現金かデビットカード・クレジットカード持参を忘れずに。マスターカードとVISAなら利用できる事は確認済みです。

当日の受診を完了した後、次回の予約が必要な場合は予約紙を忘れずに受け取ってください。私は口約束で来週の何曜日に来てね。と言われて実際に行ったら予約が無いと言われて予約取り直しになってしまいました。また診察も行う場合は診察券も発行されるので忘れずに。


紹介した病院は他と比較しても安く、PrEPに関しては日本と比べると遥かに安くなるはずです。とはいえ採血と診察をして薬を購入するまでに日数を要する為、旅行者が薬だけ買いに。というのは難しいかもしれません。

PEP(暴露後予防)については私は利用した事が無いので分かりませんが、暴露後からの時間制限もあるので対応は速いと思います。頭の片隅に覚えておくと便利な病院かもしれません。

またタイ人や白人は午前は寝ている事が多いからか、午後が特に混み合います。すいてる時間を狙うのであれば早朝から行くと診察がスムーズにいくのでオススメです。私が行った時は10時から混み始めていました。

今回はSTD対応病院を紹介してみました。他にもSTD対応している病院はバンコクに沢山ありますが、少しでも安く購入したい方の参考になれば幸いです。

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