この記事は、バンコク内の最新ナイトスポットをお探しの方へ紹介しています。ナイトマーケットではなく、食事と音楽など雰囲気を楽しむ新たなナイトスポットです。
ようやくタイも2022年5月より観光客へ向けて本格的に開国し、ナイトマーケットやナイトスポットにも活気が戻ってきました。
タイでは日々、ワクチン接種者には入国時のPCR検査撤廃など大きく規制緩和を行っています。詳細については大使館情報をご確認ください。
今回は、規制緩和に合わせて新規オープンしたナイトスポットに招待されたのでご紹介します。
Future Factory BKK
Future Factory BKK です。名前からも察する事が出来るように、全体的に近未来を想定したような作りになっていました。
Future Factory BKKの施設
全体的にナイトマーケットとしては小規模なスペースとなっており、タイによくあるびっしりと服屋雑貨屋が立ちマーケットではなく、デザイン性とインスタ映え?を狙って重視したマーケットとなっていました。
マーケット内は白とピンクをメイン色として、倉庫をイメージした作りになっています。座席は限られており、スタンディングスタイルで飲んで踊って楽しんでいる人が多かったです。
客層はタイ人6-7割、欧米人が3割程度で日本人には知られていないのか、見かけませんでした。年齢層はタイ人は20代が多いようでしたが、欧米人は幅広く家族連れで来ている方も何組かいらっしゃいました。
座席数は少ないものの、床にはシートが敷かれていて座れるようになっていました。ライブなど音楽を楽しむためのスペースとして想定した作りになっているのかもしれません。
テントの下では服屋・雑貨屋・飲食物などが販売されていましたが、現在のところ数店舗のみ入っている状態で、規模としてはかなり小規模でした。
ターゲットとしては若い年齢層を狙っているようで、施設内にはインスタスポットなども用意されており、タイ人はこぞって写真を撮っていました。
デザイン性が重視されてか、トイレのデザインもなかなかに攻めたものになっていました。中は仮設トイレといったところで、綺麗ではありますが広くはなく数も限られていました。
Future Factory BKK内の店舗
マーケット内に出店されていた店舗はまだ少なく、飲み物類の提供2店舗、食事類の提供3店舗程度でした。今後は屋台などで増えてくるのかもしれません。
オープンセレモニーで混みあっていて全ての店舗写真を撮る事が出来ず、今回はその中でも2店舗だけ紹介します。
マーケット内で一番混雑していたのがTacos No.40。チャオプラヤ川沿いにあるマンダリン・オリエンタル・ホテルの近くにも店舗があるようです。
自家製のソースを使用しているそうで、タイ人向けにも改良されているようです。辛いのが苦手な方にはオススメは出来ませんが、辛いだけではなく味に深みもあり美味しかったです。お腹を満たすというよりはお酒のつまみとして食べるのがオススメです。
こちらはwhiteboxx、ムーカタ(タイ式鍋)やビーフボウル(牛丼)などを販売しているお店でした。Tacos No.40とは違い、がっつり食事をしたいときにはこのお店のお世話になるかと思います。
施設内にはテーブルや席がかなり限られているので、ムーカタを注文する際は席の確保が必須です。路面店と比較して値段は上がりますが、その分味も良かった事と施設内の雰囲気も楽しめるので、ここで食事だけを目的に来るタイ人も見受けられました。
Future Factory BKKの場所
場所はラマ4の日本人向けの店舗が並ぶ場所から車で数分、徒歩でも10分強の距離にあります。日本食を楽しんでから呑みに出るのにちょうどいい距離で、デートにも最適です。
まだGrabなど配車アプリではFuture Factoryと検索しても出てこない場合も多いので、その場合はFUFU台湾レストランを指定して向かう事が出来ます。
FUFU台湾レストランの路地へ入るとその突き当りがFuture Factoryになっています。駐車場は広くないので、自家用車で停められるかどうかは運次第かと思います。タクシーで向かうのがオススメ。
入り口では検温や荷物チェックが行われていました。荷物チェックが行われるマーケットは珍しいですが、扱いとしてはクラブなのかもしれません。
今回は従来のマーケットやクラブとは趣向の違う、珍しいなと思ったスポットを紹介してみました。
タイでも従来の感覚に捉われず、パンデミックを超えて新しい発想を取り入れて実現する良い機会になってきているのかもしれません。興味ある方は応援する意味でも訪れてみてはいかがでしょうか。