シーロムといえばピンと来る方も多いと思いますが、タニヤ通りやパッポン通りなど歓楽街で日本人にも人気なエリアです。
このシーロムエリア、ストレートの方だけではなくゲイバーや男性ダンサーのゴーゴーバーの集中しているエリアで、ゲイストリートもあるんです。
バンコクでは外でお酒が飲めなくなってから数ヶ月経過ました。それ以来全く寄り付かなくなってしまったシーロムエリアですが、今回近くまで来る用事があったので夜の7時頃に少し歩いてみました。
ソイ2 DJ Station
DJ Stationといえば日本人ゲイには一番人気なクラブです。以前は中でレーザービームを浴びれるメインフロア、KーPOP会場となるようなフロアなど人で溢れかえっているスポットでした。
今はもちろんクローズしています。受付があって大音量で流れていたソイの入り口も、現在ではひっそりとした裏路地のようになっていました。
ソイ4 ゲイバー集中地
サンライズタコスを目印に、マッサージやゴーゴーバー、そして特にゲイバーが多く集中していたソイ4の現在です。
食事を提供していたお店もありましたがデリバリー等の対応はしていないようでした。ご覧の通りソイ全ての店がクローズとなっており、おばちゃんが掃除をしている暗くて静かな、今しか見れないソイ4となっていました。
屋台通り
ゲイエリア、パッポン通りは暗く静まりかえっていましたが、大通りを挟んだ反対側の屋台が集中している通りは健在でした。
現在ではシーロム以外でも屋台の数は激減しており、数える程度となっているエリアもあります。ただこのエリアは今でもびっしりと屋台が並んでいて活気がありました。ただ食事が禁じられているので、全屋台がデリバリーのみです。
私が観光旅行時にシーロムへ来る時、毎回通っていた美味しいパッタイ屋さんも健在でした。シーフードのパッタイで70THBと少し強気な設定ですが、本当に美味しいので妥当な金額だと思っています。
以前はド派手な化粧と衣装で、音楽に乗せてパッタイを作ってくれていました。今は音楽もなく落ち着いたメイクでしたが、元気そうでなにより。そして肝心の味も以前と同じ美味しさです。
タニヤ
帰り道BTSへ乗るときにエスカレーターからタニヤ通りも撮ってみました。お姉ちゃんやレディボーイが所狭しと椅子を並べて座り、カタコトの日本語が飛び交っていたエリアも今ではただの通り道になっています。
シーロムといえばゲイバーやクラブの為に夜に来るエリア、という認識でした。営業ができない以上当然の光景ではありますが、以前の賑わいを知っているととても不思議な感覚でした。
9月からはレストランでの食事は許可され始めるようです。お酒は禁止が続くと思われるのでこの状況はまだ続きそうですが、逆に言うと今しか見れない光景ではあるので、屋台飯を買うついでに今しか見れないシーロムを見てみるのも面白いかもしれません。